2024年4月10日に本屋大賞の発表があり、大賞は宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』に決定しました。
発売当初から話題になっていた作品で多くの人が納得の結果ですよね。
毎年大賞予想で大いに盛り上がるので、読書好きにはたまらないイベントです。
私は残念ながら全ノミネート作すべては読了できていませんが、大賞の『成瀬は天下を取りにいく』と数冊を読んでいました。
大賞の紹介はもちろん、全ノミネート作のあらすじを簡単にご紹介しますので、参考にしてみて下さいね!
本屋大賞とは?
本屋大賞とは、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本本屋大賞」というキャッチフレーズの通り、全国の書店員さん達だけの投票で決まる賞のことです。
2003年に書店員さん有志でNPO本屋大賞実行委員会が組織されたそうです。
本屋大賞は2004年からスタートし、今年で21回目という長く愛されているイベントです。
私も含め読書好きにとっては毎日ワクワクが止まらないイベントで、今年も大いに本屋大賞の予想で盛り上がっていました。
2024年本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』のあらすじは?
2024年本屋大賞に選ばれたのは、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』という作品です。
主人公は、他人の目を気にせず生きる超マイペース女子高生の成瀬あかり。
コロナ渦の影響で閉店を迎える西武大津店に、毎日通いテレビ中継に映ることを目標にした成瀬。
幼馴染の島崎みゆきが見守るなか、成瀬はひたすら西武大津店に通い続けるのです。
本作は、毎年12月に発表されるダ・ヴィンチのブックオブザイヤーの特集にも掲載されていて気になり、私も読了しました。
高校生らしいフレッシュな読み心地がたまらない、ほっこり元気になる素敵な作品です。
本屋大賞も納得の作品でした!
2024年本屋大賞ノミネート9作品のあらすじ
本屋大賞は、毎年10作品がノミネートされます。
大賞以外の9作品もご紹介しておきます。
2位『水車小屋のネネ』津村記久子
3位『存在のすべてを』塩田武士
4位『スピノザの診察室』夏川草介
5位『レーエンデ国物語』多崎礼
6位『黄色い家』川上未映子
こちらは去年読了しました。
稼ぐ術を持たない少女たちが、危険な誘いにのってしまうノワール作品のようなサスペンスのような作品で楽しめました。
7位『リカバリー・カバヒコ』青山美智子
8位『星を編む』凪良ゆう
9位『放課後ミステリクラブ』知念実希人
10位『君が手にするはずだった黄金について』小川哲
こちらも読了。
ちょっとうんちくっぽい短編集が楽しめました。
おわりに
今回は、2024年の本屋大賞の速報と全ノミネート作を簡単にご紹介してきました。
私もまだ全ての作品を読了できていなかったので、読んでみたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。